日光皮膚炎

紫外線によって皮膚が炎症を起こす、猫の日光皮膚炎の主な症状、治療法、飼い主さんが注意したいことなどお伝えしています。

色素の薄い猫に多い日光皮膚炎の特徴と主な症状

スコティッシュフォールドのイラスト

日光皮膚炎は、外をよく出歩いたり、生まれつき色素の薄い猫がかかりやすい皮膚病です。

強い紫外線をくり返し浴びることで、耳の先端、鼻先などの毛の少ない部位に赤みやかゆみ、脱毛、フケなどが出るようになります。

猫自身が患部をかきむしることで、腫瘍ができたり、耳がギザギザになることも。症状に気付かずに長期間紫外線を浴び続けた場合、扁平上皮がんに進行する可能性もあると言われています。

原因

日光皮膚炎は、その名の通り、日光に含まれる強い紫外線によってデリケートな皮膚が刺激を受けてしまうことが原因でおこる病気です。

とくに、白や色素の薄い毛を持つ猫や、紫外線の強い地域に住んでいて日光浴を好む猫に発症しやすいといわれています。室内で飼っていたとしても、必ずしも安全とは言えず、窓ガラスから入る紫外線で患部がさらに炎症を起こすこともあるようです。

治療法

皮膚がただれていたり炎症がひどい場合は、抗炎症剤を処方されるのが一般的。かゆみが強く、出血・潰瘍があると、細菌感染を抑える抗生物質が処方されることもあります。

また、日光皮膚炎の治療では、自宅での紫外線対策も重要になってきます。

主な猫のUV対策には、

  • 窓ガラスにUVカットシートを貼る
  • 外出の30分前に低刺激性の日焼け止めを耳や鼻先に塗るようにする
  • 日光浴の時間制限(春先から秋口は10~15時前後は外に出さないようにする)

などの方法があります。

一度症状が出てしまった患部は、より紫外線のダメージを受けやすくなっているので、家の窓からのちょっとした紫外線にも注意が必要なようです。

治療法を教える獣医さんのイラスト

とくに白や被毛の薄い猫は、生まれつき紫外線に弱いので、再発を防ぐには免疫力を高めるためのサプリや健康グッズを取り入れるのもおすすめです。

日光皮膚炎は、放っておくと扁平上皮がんになるリスクもある怖い病気です。

最初はケンカ傷と間違われて見過ごされるケースも少なくないそうなので、飼い主さんは日頃から注意深く様子を観察して、小さな傷でも病院に連れて行くようにするのが良いかもしれません。

ペットの皮膚病緩和を助ける最前線

病気の治療だけでは、ペットの皮膚病を根本から直すのは難しいと言われています。栄養バランスを考えた食事やサプリメントの摂取と並行して、健康グッズを与えてあげるのも一つの手ではないでしょうか?また、ストレスをため込ませないようにするのも大切なので、愛犬愛猫のストレスケアもしっかり行ってあげてください。

愛犬の自律神経をケアする健康グッズとは