HOME » 愛犬の症状で知るペットの皮膚病ガイド » 脂漏症(脂性型/乾燥型)

脂漏症(脂性型/乾燥型)

パグやコッカースパニエルなどの犬種によく見られる脂漏症(しろうしょう)の症状、原因、治療法をまとめました。飼い主さんが行いたい自宅でのケア方法もチェック。

犬の脂漏症(しろうしょう)の特徴と主な症状

ヨークシャーテリアのイラスト

犬の脂漏症は、皮膚を保護するための皮脂が、多過ぎたり少な過ぎたりすることで起こる皮膚の病気です。

症状には、乾性型脂性型の2種類があって、乾性型では皮膚がカサカサに乾燥して、脂性型では、皮膚がベタベタと脂っぽくなるのが特徴です。いずれの場合も、体臭が強くなって、フケが多量に出ることがあります。

また、脂漏症は細菌感染を併発することも多く、その場合は脱毛や発疹が出ることもあるようです。

原因

脂漏症は、皮膚の表面に常在しているカビや細菌への免疫力が低下することによって、皮膚の新陳代謝が極端に速まることで発症します。

健康体の犬の場合、皮膚の細菌バランスは一定に保たれているそうですが、栄養の偏りや加齢によるホルモンバランスの乱れなどが起こると、細菌への免疫機能が一気に低下してしまうのだそう。そうすると、皮膚の表面の防御反応が活発になって、皮脂バランスを崩してしまうそうです。つまりは、脂漏症は免疫力の低下が原因とも言える皮膚病なんですね。

その他には、アレルギー治療でのステロイドによる副作用や、肥満、内蔵異常などによっても脂漏症を発症することがあるようです。

治療法

病院での犬の脂漏症治療では、抗生物質の軟膏や内服薬を使うのが一般的です。軟膏をぬる際は、患部の汚れをしっかり取り除いてから塗布することが大切とのこと。

治療法を教える獣医さんのイラスト

患部を清潔に保つにはシャンプーも効果的ですが、過度に行うと皮脂バランスが崩れてしまうので、様子を見ながら1週間に1、2回程度行うのが良いようです。

また、脂漏症では、日頃の健康管理も重要になってきます。栄養面では、とくに脂肪分、ビタミンA、銅、亜鉛を積極的にとるのがおすすめ。肥満も原因のひとつなので、太り過ぎている場合は、ダイエットも必要かもしれません。

その他には、毎日散歩に連れて行くようにしたり、免疫力を低下させないためのストレスケアも忘れずにしてあげて下さいね。

ペットの皮膚病緩和を助ける最前線

病気の治療だけでは、ペットの皮膚病を根本から直すのは難しいと言われています。栄養バランスを考えた食事やサプリメントの摂取と並行して、健康グッズを与えてあげるのも一つの手ではないでしょうか?また、ストレスをため込ませないようにするのも大切なので、愛犬愛猫のストレスケアもしっかり行ってあげてください。

愛犬の自律神経をケアする健康グッズとは