肝臓病

ペットの肝臓病について、犬や猫に出やすい症状、原因、治療法などまとめました。

犬や猫がかかる肝臓病の特徴と主な症状

肝臓病は、肝臓に炎症がおきたり、細胞が壊れたり、脂肪が溜まったりすることで、肝臓の本来の働きができなくなってしまう病気です。

肝臓は、体内の代謝、分泌、解毒、血液凝固、栄養素の貯蓄などを行う重要な臓器のひとつ。犬や猫の場合も同じで、肝臓病になると体のいたるところに障害が出てしまいます。

下痢や嘔吐などの消化器障害、成長不良、抑うつ、出血傾向、神経機能障害、肝性脳症などの症状を併発することもあります。

肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれていて、症状が出たときにはすでにかなり進行した状態になっていることも多いそう。飼い主さんは、定期的に検査を受けさせたり、愛犬愛猫に次のような症状が出たら、すぐにでも病院に連れていくようにしましょう。

診断を受ける猫のイラスト
  • 食欲がなくなって体重が落ちる
  • 元気がない(散歩に行きたがらない、体力がないなど)
  • 嘔吐する
  • 白目や歯ぐきが黄色くなる(黄疸)、または歯ぐきが青白くなる
  • 水をたくさん飲む
  • おしっこの色が濃くなる
  • お腹のまわりがふくらむ など

猫は「猫肝リビドーシス」にも注意!
肝臓病の一種で、猫のみに起こる猫肝リピドーシスという病気があります。とくに肥満の猫に多く、2~3日食事をとらないだけで肝臓の脂肪レベルが急激に上がって、命を脅かすほどの病気になってしまうそうです。
何も食べない状態が1日以上続いたら、無理に食べさせようとせずにまずは動物病院に相談しましょう。

原因

肝臓病は、肝臓におこるいろいろな病気の総称なので、原因を特定するのは困難だと言われています。中でも考えられている原因には次のようなものがあります。

  • ウイルスや細菌の感染、これらの長年の負担
  • 薬剤、毒物の摂取
  • 癌などの腫瘍による影響
  • 心臓病、先天的・後天的異常による肝臓への血流の変化
  • 品種(ベドリントンテリア、ウェストハイランドホワイトテリアなどの特定の品種や、シャム猫、コッカースパニエルは生まれつき肝臓病にかかりやすいそう。)

治療法

犬や猫の肝臓病治療では、血液検査を行ったうえで症状に合ったさまざまな治療が行われます。別の病気が原因になっている場合は、基礎疾患の治療を行ったり、重度の場合は手術を行うことも。

肝臓は再生力が高い臓器なので、早期のうちなら食事管理+飲み薬を続けるだけで回復することもあるそうです。

治療法を教える獣医さんのイラスト

肝臓病の治療でどの治療にも共通していることが、犬や猫の肝臓に負担をかけない食事管理をすること。フードは、肝臓の働きを高めるアルギニン・亜鉛・L-カルニチン・ビタミンが含まれたものを与えたり、体重が落ちている時は高品質のたんぱく質などを摂取すると良いそうです。

ただ、症状によっては適切な内容が変わってくるので、獣医さんとも相談しながらペットの体に負担をかけない食事療法を行いましょう。

ペットの皮膚病緩和を助ける最前線

病気の治療だけでは、ペットの皮膚病を根本から直すのは難しいと言われています。栄養バランスを考えた食事やサプリメントの摂取と並行して、健康グッズを与えてあげるのも一つの手ではないでしょうか?また、ストレスをため込ませないようにするのも大切なので、愛犬愛猫のストレスケアもしっかり行ってあげてください。

愛犬の自律神経をケアする健康グッズとは